まず、榛野氏にメールを送ってみた。榛野氏は芳川氏からどの程度、私の情報を聞いているのだろう。私のイメージの芳川氏は神経質な部分もあるように感じる。個人情報などで揉めたくないと思い、作品だけしか送っていないような気がする。その思いも含め、初めてのメールを送るうえで、簡単な自己紹介文と電子書籍の出版をしてくれるということに対してのお礼のメールを丁寧に送った。
この時点では、まだkindleについて良く知らない。
不信感を抱いている芳川氏の紹介ということで、豊穣株式会社と榛野氏についてのリサーチに気をとられkindleについてのリサーチを行っていなかったのだ。今から思えば、kindleについても調べておく必要があった。Kindle Direct Publishing(KDP)は『個人出版』である。個人出版というのは、環境と知識さえ揃っていれば、誰でも気軽に無料出版できる……そのことさえ気付いていなかった。手続きや表紙制作の手間などもかかるが、どれも個人でできるものであり、わざわざ会社を通して行うものではないということも知らなかった……個人出版という言葉の意味さえ分かっていなかったため、Y.Nコミュニケーション、豊穣株式会社の2社で行うというのも含め、大掛かりな事業だと思い込んだ。
そのため『商業出版』の一種だと思い込み、個人出版を代行するというだけであるのに、大変、丁寧なお礼のメール榛野氏に送ってしまった。今思えばこのメールによって、榛野氏は私がまだkindleや個人出版について詳しくないと気付いてしまったのだと思う。多分、榛野氏はそういった人物を求めていたのだろう。
ミャンマー(ビルマ)の少数民族武装勢力で子ども兵として生きてきた男性は、ミャンマーからタイの難民キャンプに逃れ、その後、アメリカに移住した。
この5月で、スタートして4年になった裁判員裁判。テレビや新聞はまったく報じていないが、4年もやっていれば、その間に当然、冤罪も色々生まれている。そして先日、また新たに1件、裁判員裁判で宣告された冤罪判決が確定した。
5月31日、午後6時30分から元アイドル・レスラーの風香さんの自伝『風香自伝 負けて、負けて、輝く~私がプロレスで学んだ輝くための方法』(発行/株式会社エム・ジェー・アール 発売/鹿砦社)の発売を記念してのサイン会が、神保町『書泉グランデ』で行われ、約百名ほどのファンが集まった。
元北海道警釧路方面本部長で、退職後の2004年に自分自身も関与した道警の組織ぐるみの裏金問題を告発して注目を浴びた原田宏二さん(75)。現在は「市民の目フォーラム北海道」代表として、警察改革のための活動を全国で展開中だが、このほど新著「警察崩壊 つくられた“正義”の真実」(旬報社/1700円+税)を上梓した。警察を批判するにも改革するにも前提として知っておく必要がある「警察の実態」を可能な限り明らかにしたいと執筆した一冊だ。