「業界に限らず、多彩な人と親交があった。誰からも愛されるお茶目な性格でした」(スポーツ紙記者)
幅広い芸で知られ、歌舞伎を海外にも広めた歌舞伎俳優の中村勘三郎(なかむら・かんざぶろう、本名・波野哲明=なみの・のりあき)さんが12月5日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のため、都内の病院で死去した。57歳だった。
「今年の6月中旬に、初期の食道がんが発見されたことを告白して、7月27日に手術を行った。その後は、舞台復帰に向け療養に努めていたが、8月中旬にARDSを発症してしまった。先月下旬から徐々に病状が悪化。そのまま帰らぬ人となった。最後まで舞台のことを心配していました。生粋の歌舞伎役者だと思う」(歌舞伎関係者)

今年は、新藤兼人、若松孝二が亡くなり、命を描ける監督が少なくなってしまった、と感じていた。
「セクシャルバイオレットNo.1」などのヒット曲で知られるロック歌手・桑名正博さんが10月26日午前11時44分、全脳死による心停止のため大阪市内の病院で死去した。59歳だった。7月15日未明に大阪市内の自宅で、脳幹出血により倒れてから104日目。
ゆったりとしたバイオリンの調べに、チェロとビオラが重なる。ドラムがリズムを刻み始めると、ピアノ、エレキベース、エレキギターがサウンドを重ねていく。
札幌ドームでプロ野球を観戦中、ファウルボールが右目に当たって失明した30代の女性が札幌ドームと札幌市、北海道日本ハムファイターズに対し、約4700万円の損害賠償を求めている訴訟で、被告の3者が請求の棄却を求めたというニュースが先日、いくつかの新聞社のホームページで配信された。そのうち、MSN産経ニュースが9月3日付けで配信した記事によれば、日本ハム球団は答弁書で、以下のように主張しているという。