《5月のことば》貧しき者には五月のさわやかな風とやわらかい緑がある(鹿砦社カレンダー2020より/龍一郎・揮毫)

5月に入り、今年は、コロナ、コロナで3分の1が過ぎました。

コロナの勢いは止まることはなく、今後の日本社会の行方はどうなるのでしょうか?

未曾有の不況到来は必至であり、社会的にも負の影響が懸念されます。

こんな中で、常識的に見てオリンピックなどできないでしょう。

元々、世界に向かって大嘘をついて招致を獲得した呪われたオリンピックですから、もうやめましょう。

それよりも明日銭(あしたがね)に困っておられる方々(私たちも売上減少に直面していますが、今のところは明日銭に困るところまでは落ちてはいません)への救済に全力投球し、同時にコロナ終息後の経済対策を真剣に考えるべきでしょう。与野党問わず、政治に携わる人たちになにか真剣さが感じられません。

私たちのホームグラウンド=甲子園界隈は、高校野球が中止になり、プロ野球も開幕の目処がつかず街は死んでいます。全国どこででも見られる風景です。

5月、本来ならさわやかな季節ですが、今年は違いました。

しかし、私たちはこれまで幾多の困難を乗り越えてきました。苦しいことは何度もありました。この前代未聞の国難も、きっと乗り越えることができると信じています。

さわやかな風、やわらかな緑 ── 頑張るしかありません。

月刊『紙の爆弾』2020年5月号 【特集】「新型コロナ危機」安倍失政から日本を守る

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