友人ロバートが呆れた、英語の授業

橋下徹が府知事時代に始めた「TOEFL上位校に破格の助成金を与える施策」が行き詰まっている。助成金をゲットしたのは、帰国子女が多く他の授業も英語でやっているような高校。もともと英語が喋れる生徒たちで、どうやって日本の習慣に慣れるかが、むしろ課題になる生徒たち。英語ができることで助成金をもらっても、「世界に通用する人材育成」には繋がらない。

昔と違って、英語ネイティブの外国人たちが日本にゴロゴロいる。学校での英語の授業も変わっているのではないか、と思っていた。
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国民的にはもはや、総選挙と言えば「AKB48選抜」のことだ

AKB48のシングル曲を歌うメンバーを、ファンの投票によって決めるイベント「AKB48選抜総選挙」が、今年も6月6日に行われる。
「もはや国民的行事です。連動してのCMや商品売上を含めて、800億円もの市場が動くのです」(芸能プロダクション社員)
今年の選挙は、27枚目のシングル曲のメンバーを選定する。ちなみに、2009年は前田敦子をセンターに『言い訳Maybe』、2010年は大島優子をセンターに『ヘビーローテーション』、2011年は再び前田敦子をセンターに『フライングゲット』がリリースされた。
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メドが立たない福島の漁業、誰のせい?

去年3月の東日本大震災と原発事故で漁ができない状態が続き、福島県の地元の漁業者たちは、ことしの漁の再開に大きな期待をかけて、津波で失った船を発注するなど準備を進めてきた。
「アワビやウニやヒカリメなどが豊富に獲れたのはもう昔の話だ。今は福島県沖で漁業ができない。しかたないから、小笠原諸島のほうまで遠征してマグロなんかを追いかけているよ」といわき市小名浜の漁業組合の男性は語る。
「船を遊ばせるわけにはいかない。船を停泊させていないと補償金が出ないし、やはり用がなくても港には来てしまうな。それにしても津波はひどかったが、今年の方が2倍も3倍も苦しい。放射能問題さえ無ければなあ」(漁師)

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赤字経営、スター不在で、プロ野球がなくなる日は近い

「巨人のカード以外は客が入らなくて赤字続きですよ。観客席を見ればわかるでしょう」と球団関係者は吐き捨てた。大相撲も客が入らないので心配していたが、プロ野球の球団経営はマジで深刻だ。どこも楽ではなく、黒字が続いているのは巨人、阪神、広島だけで他の9球団は赤字。息切れしそうだという。DeNAなど、最初の勢いはどこへやら。

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ロケット弾三派の今と東京電力

30年前、1980年代はゲリラの時代だった、と言われても、ポカーンとする者のほうが多いだろう。
ある人々にとっては、マハラジャに象徴されるバブリーな時代だったし、ある人々にとっては、オタク文化全盛の時代だったのだから。
それでも実際に、皇居やアメリカ大使館、迎賓館、成田空港、米軍・自衛隊基地にロケット弾が、しょっちゅう打ち込まれていたのは事実だ。ロケット弾といっても、火炎瓶を黒色火薬で飛ばしたり、金属片を飛ばしたり、様々。どれも、手作りだった。

福島原発事故で放射能汚染され商売にならなくなった、二本松のゴルフ場などが、東京電力に除染を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。ところが東電は、原発から飛び散った放射性物質は「無主物」、つまり東電の所有物ではないので除染の責任はない、という主張をした。

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『ロックはこうして殺された』【ブックレビュー】

ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズが死んだのは、1969年7月3日未明のことだった。ドラッグを決めて、しこたま酒を飲んで、酔い覚ましに自邸のプールに入って死んだ、とされていた。
ところが1993年、フランク・タログッドという男が死の床で「自分が殺した」と仄めかしたのだ。真偽を確かめる暇もなく、彼は死んだ。彼は、ブライアンに雇われ屋敷の修繕人として住み込んでいた男だった。
3人の男によってブライアンはプールに沈められた、というブライアンの友人や恋人による目撃証言も、その後に出てきた。タログッドに脅されて、黙っていたのだという。

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今では懐かしい「コーチ屋」詐欺

あれほど、世間で騒がれているのに、いまだになくならない振り込め詐欺。オレオレ詐欺とも呼ばれるが、最近は手口が巧妙化していて「オレオレ」とは言わないらしい。個人情報を調べておいて、「斉藤純一郎さんですね。お父さんの雅也さんが事故を起こしました」などと警察を装ってかけてきたりする。被害者もお年寄りばかりではない。

歌は世につれ世は歌につれ、と言うが、詐欺も世につれる。世相を反映する。振り込め詐欺の横行は、今が不安と孤独の時代であることを現している。
今よりもずっと景気のいい頃、詐欺に遭ったことがある。詐欺に遭う人々の例に漏れず、自分が詐欺などに騙されるはずがない、と思いこんでいた。

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地元の声不在の、被災地ガレキ処理論争

東日本大震災の被災地3県のガレキは約2300トンと言われている。「いっこうに進んでいませんよ。ガレキの受け入れをかってでたのは福島県に限れば1都6県にすぎない。処理問題で、政府ががれきの広域処理を呼び掛けるメディアキャンペーンを展開していますが、放射能の拡散への不安だけでなく、政府そのものへの不信が大きく響いています」(陸前高田の市民)

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被災地でも感じる「絆」の難しさ

震災以来、強調されている「絆」。復興が進まない被災地と、夏の電力不足を心配する大都会では、すでに大きな意識の差が現れている。そして被災地でも、原発被災者の受け入れでは、簡単に「絆」とは言えない様相もある。

福島第一原発から30キロ付近、広野町のコンビニ店員は言う。
「複雑ですよね。被災者を受け入れるのは当然でしょうが、このあたりは閉鎖的なんで、長い時間をかけてできあがった自治を壊されるのが嫌だ、という意見もあるんです」
苦悩の表情を浮かべる。それっきり黙り込んだ。それ以上は聞くなと顔に書いてある。

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「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(電気関連団体)

東電、関西電力など10社を集めて成り立つ電気事業連合会(通称・電事連)は、だれがなんのために作ったのか。
ちなみにホームページにはこう事業概要が書いてある。
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* ●電気事業に関する知識の普及、啓発および広報
* ●電気事業に関する資料、情報等の収集および頒布
* ●電気事業に関する調査研究および統計の作成
* ●電気事業に関する意見の表明
* ●その他、本会の目的を達成するために必要な事項
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文字数が限られているので、今回は「●電気事業に関する知識の普及、啓発および広報」というお題目を斬る。
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