都知事選で、民主党は細川護煕を支持。民主党の支持母体である連合東京は、舛添要一を支持した。この、ねじれには、オヤッと思った人々も多いだろう。
人心が離れていくのをみて、民主党は原点に立ち返ったのかと感心した向きも少なくない。
だが、選挙が終わって流れているのは、民主党は細川陣営の足を引っ張るために選対に加わったのではないか、という情報だ。
桝添支持に傾いていた民主党は、細川出馬が決まると一夜にして、細川支持に変わった。
1月27日には、民主党の大畠章宏幹事長は、「暴走を始めた安倍政権に対峙していく戦いの一環だ。細川候補の勝利を勝ち取るために、協力をお願いします」と、党所属国会議員や都道府県連代表者らに檄を飛ばした。
2月15日、「労働組合は役に立つのか」と題されたシンポジウムが、専修大学で行われた。
「弁護士の先生は一審も二審もよくやってくれました」
日本はこんなにも米国に見下されているのか――。外交問題に疎く、そもそもあまり関心がない筆者がしみじみそう実感させられる出来事が今から6年前にあった。2008年2月22日、あの「ロス疑惑」の三浦和義氏(当時60)がサイパンを旅行中、妻(=前妻。以下同)を殺害した容疑で米国捜査当局に逮捕された一件である。
長崎県西海市でストーカー被害を訴えていた女性(事件発生当時23)の母親(同56)と祖母(同77)が刺殺される事件が起きたのは2012年の暮れのこと。捜査の結果、女性の元交際相手・筒井郷太被告(同27)が殺人や住居侵入、脅迫などの罪で起訴された。筒井被告は、長崎地裁の裁判員裁判で無実を訴えたが、2013年6月14日、犯人性も完全責任能力も認められて死刑判決を宣告され、現在は福岡高裁に控訴中である。