「学校に通っている間に、法を犯して捕まったりしたら、除籍になりますか?」
私も教えているライターズスクールの入校希望者に対する説明会で、そんな質問が出た。
仕事でも人生でも大ベテランの、司会をしていた78歳の講師は「前例がないからなあ」と口ごもった。クリエーターを育てるはずの学校で、「前例」などという役所の言葉が出てきたのにはビックリした。

「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(緊急報告編)
今週の『週刊新潮』(4月5日号)を見てひっくりかえった。カラー3ページで、「巨大津波から原子力を守れ 中部電力・浜岡原子力発電所に出現する海抜18メートルの壁」と題して、浜岡原子力発電所と太平洋の間に1.6キロに渡って建設中の防波壁(擁壁)の一部の写真を掲載し、その工事現場の進捗ルポをグラビアで展開している。
酒井法子の弟逮捕に思う、お騒がせタレント復帰のタイミング
酒井法子(41)の弟で、職業不詳の吉原健(33)=福岡市東区=が、3月27日までに、酒井さんの元夫の父親が経営するスキーショップの従業員を脅したとして脅迫容疑で逮捕されていた。
「吉原は義理の弟で、元・暴力団員。酒井は2009年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され有罪が確定したが、吉原容疑者は『姉が逮捕されたのは、元夫の責任』などと因縁をつけたのです。もともと振込詐欺や不動産ブローカーなどをしていたようですが、ようやく刑務所から出てきたら、姉の酒井法子が元夫にクスリ漬けにされたことに気がついた。暴力団排除条例の影響もあり、うまくシノギができない。そうした欝憤も事件の引き金になりました」(全国紙社会部記者)
『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』【ブックレビュー】
厚生年金基金に2千億円もの穴をあけたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、「詐欺というつもりはまったくなかった」と衆院財務金融委員会で居直った。投資というのは、勝つことも負けることもある丁半博打の世界。浅川社長に様々な問題があったにせよ、相場師に、なぜ負けたんだ、と迫るのは無理がある。
相場の世界がどんなところだか知りたくなったら、平山一郎著『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』(鹿砦社)がお勧めだ。
著者の平山氏は今も塀の中だ。島根県にある「島根あさひ社会復帰促進センター」という、官民協営の刑務所で服役している。平成20年、出資法違反と詐欺で逮捕され、懲役4年、罰金300万円の実刑判決を受けた。この本は獄中で執筆されたものなのだ。
前田敦子「卒業宣言」で思い出す、87年「おニャン子」荒稼ぎ狂想曲
「前田敦子の卒業宣言で、秋元康が手がけていたおニャン子クラブの最後のほうを思い出しましたよ。あのときも人気が落ちかけていたおニャン子を、解散をエサに相当引っ張ったでしょ」(芸能ジャーナリスト)
人気グループ「AKB48」の前田敦子(20)が3月25日、さいたまスーパーアリーナで開催したコンサートで、グループを卒業することを発表。どの年代も、ひとりの20歳の女の将来性をそこかしこで語り始めた。たいへんな影響力である。
「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(9)
メディアにばらまかれた、年間2000億円ほどの東電の広告費。そこにこめられていたのは「原発について多少危険があっても、黙認してくれ」というシグナルである。
小学館の罪にも触れよう。
『週刊ポスト』には、震災前の1年間に16ページほど東電関連広告が入っている。東電の接待は、事故や不祥事の直後に豪華になる。海外出張のときに現金を渡したり、誕生日や家族の記念日にかこつけて数十万円の商品券を送ったりもした。
エアギター選手権に消費税増税を思う
出たよ、という感じだ。命をかける、と政治家が言う時。それはウソをつく時だ、とほとんどの国民が気付いているだろうに。
3月24日、「日本アカデメイア」の会合で野田佳彦首相は、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革について、「決断できなかったならば、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で政治生命をかけて、命をかける」と語った。
警察が証拠品を「紛失する失態」吸殻71本の重い意味
「まさか警察が犯罪の証拠として重要なブツを処分していたとはね。あきれるを通りこして悲しいね」(弁護士)
大阪市平野区で平成14年に起きた母子殺害放火事件の判決が、法曹界のみならず世間をにぎわせている。
事件は2002年4月14日に起きた。大阪府大阪市平野区のマンションで、主婦(当時28歳)が犬の散歩用のひもで首を絞められて殺害され、長男(当時1歳)は浴槽に沈められて水死。その後に部屋に放火された。
「児童手当」に戻して民主党マニフェスト総崩れ
民主、自民、公明3党の幹事長、政調会長は、2012年度から子ども手当を廃止、児童手当を拡充して復活させることで合意した。
「そもそも、民主党はマニフェストで、11年度から『中学卒業までの子供1人あたり月額2万6000円を支給する(10年度は半額)、しかも国費で全額やりくりできる』とぶちあげていました。だが10年度の子ども手当は財源が足りなくて運用できず、自治体や企業は、かつての児童手当のシステムを活用せざるを得なくなり、11年度分でも制度設計が成り立ちませんでした。この破綻で、世のお母さんは、家計にずいぶん狂いが生じました」(マーケット・アナリスト)
「君が代」の本質に迫れない大手メディア
「今年はオリンピックだっちゅうのに、いったい何やってんのやろ」
それほどスポーツ好きではないのに、日の丸・君が代が問題になると、決まってオリンピックを持ち出す友人が言う。口元チェックで話題になった大阪で、国歌斉唱で起立しなかった教職員が29人いたことを嘆いているのだ。
「ワールドカップの時にたまたま見たんやけど、スペインの選手は誰も国歌を歌ってなかったで。愛国心がないさかい、あんなに国がガタガタになるんや」
「ちょっと待てよ。スペイン人が国歌を歌わないのは当たり前だよ」
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