芸能界の闇を暴く震撼の書『芸能界薬物汚染』(鹿砦社薬物問題研究会編)


「なんだ、金をむしりとれねーじゃねーか」と石田純一が11日に都知事選挙を断念したとたん肩を落とした『悪いやつら』がいる。

「肩を落としていたのはかつていしだ壱成を2001年8月にドラッグ漬けにして逮捕されるまでに追い込んだヤクザですよ。複数の野党がリサーチをかけたところ、息子の壱成がまだ裏社会とつながっているのか、そうでないのか身体検査で結論が出なかったのです」(全国紙政治記者)

◆いしだ壱成をドラッグ漬けにしたヤクザたちがその後も石田家を狙う

いしだ壱成は逮捕された当時、95年に野島伸司が脚本を手がけたドラマ『未成年』が大受けしてブレイクした後、「天狗になり、演技では少なくとも努力しなくなった。ドラマ収録日に二日酔いで脚本をまったく読んで来ないこともあった」(TBS関係者)

かくしてじりじりと人気が下がっていき、事実上「干されてふてくされつつあった」矢先の逮捕は父親の石田純一の仕事も激減していく事態となった傷が再浮上しかねないのだ。

当時、いしだ壱成をドラッグ漬けにしたヤクザたちは、何かと石田家にとりついて、娘のすみれのイベントの出演催促をしたり、しつこく食い下がっていたとされる。

◆黒い人脈は清算した上でようやく立ち上がった石田純一

「ですが、そうした『過去の負の遺産』は、石田純一が刑務所を慰問する矯正支援官に就任するなどして法務関係者と親しくなったり、バーニングの裏人脈を駆使して、ようやくヤクザ人脈を断ち切れたはずです。そうしてクリーンになった状態だからこそ出馬を臭わせる会見をした。ですがこれは勇み足で家族のみならず事務所も驚いたでしょう」(芸能ジャーナリスト)

いしだ壱成が身体検査に万が一、引っかかれば女優を夢みていたすみれがSumire Matsubaraとして2016年11月全米公開予定の同作で念願のハリウッド進出を果たした努力も水の泡となってしまう。万が一、すみれも裏社会人脈に「壱成の過去」について脅されたらやぶ蛇だ。だが、そんな心配は杞憂だとの指摘も。

「壱成の逮捕や黒い人脈はもう過去の話。いまはもうすっかり黒い人脈は清算して二番目の奥さんと穏やかに暮らしていますよ」(スポーツ紙記者)という声も多数あるのだ。

石田純一は「退路を断って引き下がるのも矛盾するところもありましたが、自分の事情もありまして」と記者会見で語った。その『事情』は、けして人には言えない部分もあったのかもしれない。「メディアのルール的にタイムリミットがありまして、きょうの昼、12時ぐらいに決断させていただきました」としたが実は、家族が「身体検査のリミットに引っかかった」可能性はおおいにあるのだ。

(伊東北斗)

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