「9勝6敗という成績じゃ、横綱どころか大関としても失格だ。初場所では最低でも10勝はしてほしい」と横審に釘をさされた日馬富士は、さっそく熱が出て稽古を休んだり、街に出て遊んでいるていたらくだ。
「日馬富士は、朝青龍の影響を強く受けているから、遊びのほうも豪快。夜、スナックで100万使うなんていう派手な話も伝わってきている」(大相撲関係者)

大相撲の観客席に空席が目立つことが多くなってきた。
「結局、スターがいない。上位力士が立会いで変わる、大関が負け越しそうになるなど、ファンから見れば失望の連続だ。もう、大関は1場所で陥落にしたらどうだろうか」(ファン)

19日に亡くなった横綱大鵬ら、数々の強豪力士を生んだ二所ノ関部屋が初場所(13日初日・両国国技館)を最後に閉鎖されるニュースが飛び込んできた。師匠の二所ノ関親方(64)が昨秋から頭部の疾患により長期入院中で、部屋の運営が困難になっていたという。後継者も見つからず、角界屈指の名門部屋が消滅に追い込まれた。

パッとしない大相撲界。把瑠都にしても、関脇に陥落したが、10勝をあげて大関に復活できるかどうかが焦点なのだが、きっと復帰は難しいだろう。

貴乃花親方がいうように、サポーター制度を導入したらどうか。入場料金も格安にしてみる検討をはじめてはいかがだろうか。このままでは大相撲は風前の灯だ。本来は、あまり稽古をしなくなった横綱、白鵬が誰も寄せ付けない強さを保ち続けることがおかしいのだ。大関のみならず、ほかの力士の奮起をぜひとも期待したいところである。

(鹿砦丸)