10月のキックボクシング、今回は主要カードのみをピックアップしています。

グラブス祭り
10月4日(日)札幌・琴似コンカリーニョ(開場13:00 / 開始13:30)
主催:GRABS祭実行委員会 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
小国ジムで活躍した第5代NJKFフライ級チャンピオンの佐藤友則氏が地元札幌で開催するイベント、GRABS祭り。東京進出する弟子たちも多い中、札幌でも定期的にイベント開催。
WMA(Woman Muaythai Association)は女子の世界団体機構で、2025年10月26日にはNANA(エス)がスーパーフライ級で王座奪取しています。
◆メインイベントはWMA女子世界フェザー級タイトルマッチ 5回戦(2分制)
ミネルヴァ・フェザー級1位.谷岡菜穂子(GRABS)
VS
サリンダ・ラッタナナン(タイ)
他、プロ3試合、アマチュア4試合

鐵人シリーズvol.5
10月10日(土)後楽園ホール17:15~
主催:日本キックボクシング連盟 / 認定:NKB実行委員会
ウェルター級は今年2月21日に王座奪取した、どん冷え貴哉への挑戦権を懸けた戦い。
フェザー級は勇志が返上した第18代王座争奪戦4名による戦い。
そろそろ主役格に躍り出たい香村一吹。ベテラン勢は壁に成って阻めるか。
◆第10試合 NKBウェルター級挑戦者決定戦 5回戦
NKBウェルター級3位.大月慎也(Team arco iris)
VS
NKBウェルター級4位.健吾(BIG MOOSE)
◆第9試合 NKBフェザー級王座決定4人トーナメント(準決勝)3回戦
NKBフェザー級2位.矢吹翔太(team BRAVE FIST)
VS
NKBフェザー級5位.半澤信也(Team arco iris)
◆第8試合 NKBフェザー級王座決定4人トーナメント(準決勝)3回戦
NKBフェザー級4位.堀井幸輝(ケーアクティブ)
VS
NKBバンタム級4位.香村一吹(渡邉)
他、プロ7試合、アマチュア4試合。

SAMURAI WARRIORS 7th
10月11日(日)後楽園ホール17:20~
主催・認定:全日本キックボクシング協会 / 協力:全日本キック韓国支部、HERO
デビューから2年半の二人、広翔と横尾空の同門ライバルの主役争い。勇生とKAIの成長度。日本における存在感を示せるか、韓国勢は6名出場。
全日本キックボクシング協会の独自の対韓国路線、HERO JAPANは盛り上がれるか。
◆第14試合 56.0kg契約3回戦
全日本バンタム級3位.広翔(稲城)vs李閏宰(イ・ユンジュ/韓国)
◆第13試合 HERO JAPAN スーパーフライ級王座決定戦 5回戦
全日本スーパーフライ級6位.横尾空(稲城)vs同級7位.福僚太(健成會)
◆第12試合 65.0kg契約3回戦
勇生(=野竹勇生/ウルブズスクワッド)vs柳權(リュウ・グオン/韓国)
◆第11試合 58.0kg契約3回戦
KAI×AKG(A-BLAZE×KICK)vs近藤祐一(デポルターレ)
他、10試合。

TITANS NEOS 39
10月18日(日)後楽園ホール17:15~
主催:伊原プロモーション / 認定:新日本キックボクシング協会 / 協力:NJKF
ここは西田蓮人しか居ない、新日本キックボクシング協会の逸材。
西田蓮人と同門、吏佐も登場。NJKF協力の女子ミネルヴァは6試合。
ベテランのジョニー・オリベイラはまだまだ王座へ意欲を見せる。
◆第14試合 51.0kg契約3回戦
日本フライ級チャンピオン.西田蓮斗(伊原越谷)vs明夢(新興ムエタイ)
◆第13試合 ライト級3回戦
ジョニー・オリベイラ(トーエル/ブラジル)
VS
NJKFスーパーフェザー級8位.コウキ・バーテックス(VERTEX)
他、12試合、アマチュア1試合。

NJKF 2026 west 4th
10月18日(日)
堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曾根町183-5/開場12:45 開始 13:00)
主催:誠至会 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
NJKF関西も独自路線で活発な展開。
◆第8試合 ISKAムエタイ日本バンタム級王座決定戦 5回戦
Jyosei(前・WBCムエタイ日本スーパーバンタム級Champ/誠至会)
VS
繁那(前・NJKFスーパーバンタム級Champ/R.S)
新しいベルトを獲得し、世界戦への挑戦を目論む Jyosei と連敗中を状況一変し新たなるベルトを獲得したい繁那。
◆第7試合 NJKFスーパーフェザー級タイトルマッチ 5回戦
チャンピオン初防衛戦.坂本直樹(道場373)
VS
挑戦者1位.豪(大和)
今年2月15日、王座獲得した坂本直樹。豪とは過去に挑戦者決定戦で対決し、引分け延長戦で坂本が進出している。
◆第6試合 NJKFフェザー級王座決定戦 5回戦
1位.庄司理玖斗(拳之会)vs2位.森田陸斗(誠至会)
昨年 12 月に、S-1 JAPAN フェザー級王座奪取した庄司理玖斗が二つ目の国内王座を狙う。
他、5試合。

NJKF 2026 3rd
10月24日(土)横浜市保土ヶ谷公会堂11:00~
主催:新興ムエタイジム / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
まだあった今年のNJKFナンバーシリーズ 3rd。ウーバーミユが世界へ挑む。
◆WMA世界ペーパー級(95LBS)王座決定戦 5回戦(2分制)
ミネルヴァ・ペーパー級チャンピオン.Uver∞miyU(T-KIX)
VS
WMA世界ペーパー級1位.ポンティップ・カムトムパーノン(タイ)
他のカードは未定。
9月27日のWBC世界バンタム級タイトルマッチは井上拓真が那須川天心を返り討ちしました。
辰吉丈一郎、長谷川穂積、山中慎介ら英雄が君臨したこの檜舞台に、井上拓真は実力的にも順当な地位にあるが、キックボクシングで一世を風靡した那須川天心が立って居るだけでも感慨深いものである。
現キックボクサーが那須川天心の後を追うことは難しいが、キックボクシングでの頂点を目指し世界王座を獲っても、プロボクシング世界主要4団体に敵うタイトルには程遠く、メディア登場もそう多くは無い。
以前、世界王座を5度防衛した渡嘉敷勝男氏はある会合で、タイで英雄となる知名度を上げた藤原敏男氏のムエタイ王座奪取を称えたが、藤原敏男氏は「俺なんかアジアの田舎のタイトルだから!」と謙遜したが、WBA、WBC等と比べたら世間的にはそんな位置付けなのだろう。
10月は、これらの興行の中から誰が目立って来るか。そのスターが那須川天心のように続いて欲しいものである。
▼堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」
