「反リストラ産経労」との筆者の出会いは、2001年のことになる。
「小倉あやまれ友の会」として、フジテレビにデモをかけた時のことだ。
ライブハウス『新宿ロフト』で、ニューロティカというバンドのライブに、野村紗知代が出て歌った。サッチーが歌うということで、民放はすべて取材に来た。
ニューロティカはノリのいいバンドで、聴衆は飛び上がらんばかりに躍りまくっていた。サッチーが歌い始めてからも同じだった。
その様子を放映したフジテレビの「とくダネ!」で、キャスターの小倉智昭は「あのお店に来てた若者たちは、いくら貰って来たの?」とコメントした。
金など貰ってない、やらせではない、とデモに発展。ストリッパーを先頭に、200名ほどが行進し、一部の先鋭部隊は、フジテレビ社屋内に突入し、怒りの声を上げた。
この時に連絡してきて、デモに参加したのが「反リストラ産経労」であった。
反リストラ産経労の松沢弘委員長は、フジサンケイ帝国と長年に渡って闘って来た方だ。

神奈川県逗子市であったストーカー殺人事件をめぐり、警察が昨年、被疑者を脅迫容疑で逮捕した際、逮捕状に記載された被害女性の「結婚後の苗字」や「住所の一部」を被疑者に対して読み上げていたことがマスコミで一斉に批判的に報じられている。被疑者がここで得た情報をもとに女性宅を探し出し、犯行に及んだ可能性が指摘されているわけである。
ソープランド業界に激震が走った。
今年は、新藤兼人、若松孝二が亡くなり、命を描ける監督が少なくなってしまった、と感じていた。