「本当の事なんか言えない~本当の事なんか言えない~言えば殺される」
11月18日放送の、高校生向けの進路情報番組『ラジオキャンパス』の「コラコラコラム」の冒頭、今はなき忌野清志郎の歌声が響いた。RCサクセションの『言論の自由』。
1972年にリリースされた『初期のRCサクセション』に収録されている曲だ。
この間お伝えしているように、『タブーなき原発事故調書 超A級戦犯完全リスト』『東電・原発おっかけマップ』を「コラコラコラム」で取り上げた、『ラジオキャンパス』が、FM熊本で番組ごと打ち切りになった。
8月にフィンランドに行ったのは、エアギター世界選手権のファイナルステージを見るためで、開催地のオウルでは、全く日本人には出会わなかった。日本人も出場していて応援団も来ていたかもしれないが、街では見なかった。
原発問題で、意外なほど語られていないのが、「避難の権利」についてだ。
「反リストラ産経労」との筆者の出会いは、2001年のことになる。
神奈川県逗子市であったストーカー殺人事件をめぐり、警察が昨年、被疑者を脅迫容疑で逮捕した際、逮捕状に記載された被害女性の「結婚後の苗字」や「住所の一部」を被疑者に対して読み上げていたことがマスコミで一斉に批判的に報じられている。被疑者がここで得た情報をもとに女性宅を探し出し、犯行に及んだ可能性が指摘されているわけである。