「AKB48」メンバー強襲で、警備会社のセールス合戦が激化

岩手・滝沢市で開催されたAKB48の握手会で起きた「のこぎり強襲事件」があとを引いている。襲われた川栄李奈と入山杏奈は気丈にも元気な姿を見せた。しかし事件の影響で、AKB、SKE、NMBの各グループが握手会や劇場公演の延期や中止、HKTが警備体制を強化した上で公演を実施するといった対応を取っている。

「この影響で、握手会や撮影会などを収入源としている地下アイドルたちのイベントも延期を迫られている。ところがこの機に乗じて、警備会社がここぞとイベント会社に売り込んで来ています。このところ機械による警備がメインになって、警備会社は仕事が激減していたのですが、今回の強襲事件で『警備を手厚くしないと』とイベント会社やアイドルのプロダクションも強く考えていた矢先でしたし、警備会社にとっては売上を増やす絶好の機会となっているようです」(アイドルライター)

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ASKAが覚醒剤初体験の時、相手になったニューハーフのいた店とは

覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反の容疑で逮捕された、ASKA(本名・宮崎重明)は常習者だったようだが、覚醒剤使用の初体験は、曙橋のニューハーフヘルス所属のニューハーフが相手だったと報じられている。
その時期は18年前。ちょうどその頃、筆者は都内のすべてのニューハーフヘルスを取材していて、その店にも何度か行ったことがある。

店の名は、「ニューハーフクラブパート2」という。パート2というからには1号店があり、そちらは「元祖ニューハーフ倶楽部」といい、鶯谷にある。
オーナーは、この道の先駆者である、松井玲子さん。もちろん、ご本人もニューハーフ。気品のある方である。

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ドラッグを捨てたポールは、また戻ってくる

昨年末、来日公演を行ったばかりで早くも再来日したポール・マッカートニー。ウイルス性炎症で緊急入院したというニュースを観た時は、酷く心配した。もう高齢であるし、入院となるとよからぬ不安を掻き立てるものだ。

幸いにも回復に向かっているとのことで、一安心だ。長いキャリアの中でほとんど公演を中止させたことがない、というポールだから、すぐにでも日程を再調整してくるだろう。何せ50年に渡りドラッグ中毒でありながら、ライブをやり続けたのだから(皮肉ではなく)大したものだ。そのドラッグも近年、すっぱり止めたと語っていた。年齢や健康的な理由ではなく「十分にやりつくした」からだという。さすがはポールだ。

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『2014ローリング・ストーンズ in 東京』【ブックレビュー】

老いまで、ロックにしちまったのか、あんたらは。
転がされる石のように暮らす日々の中で手に取った、写真集『2014ローリング・ストーンズ in 東京』を開いてそう思った。
2014年の東京公演。ステージ上の、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツを捉えた鮮明な写真。
転がる石であり続けた証のように、顔の深い皺までが、ビートを刻んでいる。

熱狂的なファンでなくとも、この世に抗って生きようとする者なら、ローリング・ストーンズの曲は、心の底でいつも響いていたのではないだろうか。

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他の俳優とは一味も二味も違った、蟹江敬三の思い出

名俳優・蟹江敬三が逝去した。享年69歳。蟹江氏とは、テレビ局のAD時代に仕事をした経験がある。まだ駆け出しのADだった僕に対して、さまざま教えてくださり、蟹江氏は優しかった。蟹江氏の役は代議士だったが、ディレクターに「髪の毛を短く切り、こざっぱりしてください」と言われて、衣装合わせのあとに、すぐに床屋に駆け込んでいた。とにかくマジメで、努力する姿を人に見せない。

テレビ局のADの仕事はとにかく煩雑で、弁当の手配から、役者をロケ地へ誘導する、台本に誤字がないかチェックする、持ち道具、小道具がちゃんとあるかどうか確かめるなどなど、とにかく忙しい。その中の仕事のひとつに「呼び込み」がある。照明やカメラなどがスタンバイしている状態で、「あと数分でスタンバイが終わる」という絶妙なタイミングで楽屋、もしくはロケバスで出番を待つ俳優をスタジオ、ロケ地なら撮影現場に連れてくるという仕事だ。

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望んでもAV女優への転身はできない、さとう珠緒

さとう珠緒がかつて所属していた事務所、プチスマイルから飛び出し、プチスマイル社長と金銭トラブルになっているのが報じられたのは2月のこと。ここにきて実話誌やネットニュースなどで「さとう珠緒にAVオファーがあった」という報道がそこかしこに散見できる。ところが裸で稼ぐのは、そう簡単にはいかないようだ。

「さとうは、プチスマイルを飛び出してフリーになる(ライトハウスと業務提携)と、テレビで『給料は雀の涙』『元事務所の社長が夜逃げして連絡がとれない』などと番組で吹聴して、多くの人の同情を集めていました。ところがさとうが元所属事務所から損害賠償請求などで民事訴訟を起こされていたことがわかると、さとうの形勢はすっかり悪くなりました」(芸能ジャーナリスト)

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サヨナラいいとも、サヨナラテレビ

笑っていいともの最終回は、久しぶりに笑った。ビートたけしが表彰状を読み上げると言いつつ、悪いことばかり言って随分笑わせてもらった。これだけ笑ったのはいつ以来だろう。

笑いにも人によって好みがあるから、たけしのような笑いの取り方を毛嫌いする人がいるのも理解できる。私のような天邪鬼は、もうテレビ画面の向こうでちょっと面白い話をされたぐらいでは、ちっとも笑えなくなってしまった。会話で最も盛り上がるのは人の悪口であるし、人が隠そうとすること、汚点となっているところをあえてネタにするのは、お笑いの常套手段だ。だからお笑いが他の芸能より一段下に見られていたというのもある。しかし今はそんな毒気の微塵も無いバラエティ番組ばかりだ。だからテレビはつまらなくなった。

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THE BOOM解散で、歌う思想家・宮沢和史はどんな道を進むのか

「島唄」や「風になりたい」などの名曲を世に送り出した、THE BOOMが、年内で解散すると発表された。
筆者は昨年、ボーカルの宮沢和史さんと、お会いするという幸運に恵まれた。
『島唄よ、風になれ! 「琉球の風」と東濱弘憲』(鹿砦社)に収録するインタビューのためである。

以前から、宮沢さんの楽曲には親しんでいて、ソロやGANGA ZUMBAのアルバムも聴いていた。
ソロアルバムに入っている「ゲバラとエビータのためのタンゴ」では、こんなことが歌われている。

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タレントのおっぱいを品評してスラップ訴訟という、世知辛い世の中

「スラップ訴訟反対 被害者支援の会」のホームページ管理人としては、見逃せないスラップ訴訟が起きた。
前田敦子ら女優8名らが所属するプロダクションおよび関連会社5社が加盟する一般社団法人日本音楽事業音楽協会が3月25日、無断で写真を合成・掲載されパブリシティ権を侵害されたとして『週刊実話』の発行元、日本ジャーナル出版などを相手どり、総額8800万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
原告は他に篠原涼子(40)、国生さゆり(47)、綾瀬はるか(29)、石原さとみ(27)、深田恭子(31)、優香(33)。

訴状によると、同誌2013年11月21日号の記事 「勝手に品評!! 芸能界妄想オッパイグランプリ」で、「アーティストの写真に人格を 傷つけるような加工を施した」とのことだ。同誌編集部は「まだ訴状が届いていないのでコメントできません」としている。確かに、記事は妄想でタレントの裸を想像しているが、シャレで笑う度量はなかったのだろうか。

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時代の変化で、ジャニーズ女性アイドルの出現か?

最後のジャニーズグループ「ジャニーズWEST」の人気がダダ滑りしている。
「そもそも、売れ残りをかき集めて、グループを作った感が否めません。デビュー組で14ものグループと、ソロ活動タレントを7人抱えるジャニーズ事務所では、彼らを宣伝するところまでは、金が回らないというのが実状でしょうね。テレビ局もジャニーズ離れが目立つようになりましたし、『ジャニーズWEST』に関しては、少しずつメンバーが抜けて、自然に解散という流れになるのではないでしょうか」(芸能プロダクション関係者)
今、ジャニーズは大所帯だ。新グループの「ジャニーズWEST」がデビューし、近藤真彦、少年隊からジャニーズWESTまで計83人のタレントを擁することになる。さらに、その下に控えるジャニーズJr.を含めれば、かなりの人数にもなる。

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