契約した作品は全部で10冊分。ショートショート集、短編集なども含んでいるため20作品ほどである。我ながら20作品とは思い切ったものだと思う。しかし、20作品も一度に契約する豊穣出版も思い切っている。榛野氏側はやはり内容なども重視していないのだろう。読めれば良いレベルだろうか? だが、こちらも豊穣出版を利用するつもりになっていたのでお互いさまだと思った。契約した20作品には△が付けられていた作品も含まれていたが、それに関しても異論はない。
契約は成立したが榛野氏はすぐに発売でなくても良いと言った。△のもので直したい作品があれば直して良いとのこと。私としては〇のもの、△のもの含め、全て過去に書いた作品なので直したいという思いがあり、全ての作品を見直す時間をもらうことにした。判さえ押させてしまえば、自分の任務も完了という思いがあったのだろう。榛野氏も逃げられることを焦っていて急いでいるふしがあったのだと今になれば分かる。判を押した後、それまでの態度が一転したとは言わないが榛野氏に油断や傲慢さが見え始めるようになる。
8月2日、臨時国会が召集され、先月の参議院選挙で当選した新人議員も登院した。
昨年の秋に、電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)の本部を訪れた時、窓や入り口に貼られていたのは、海江田万里のポスターだった(写真)。この時まだ、民主党は下野しておらず、海江田は代表ではなかった。
鹿砦社では、記念日や忘年会の季節になると宴を催すのが恒例となっており、その盛り上がりは同社のゆかりの人たちと読者の多くに知られているが、そのあと二次会での活況は、出席した人たち意外にはほとんど知られていない。
以前当欄でも紹介した東京地裁の「虚偽記者席」問題をめぐる国家賠償請求訴訟(