『タブーなき原発事故調書』新刊委託配本拒否、トーハンの筋の通らない言い分

この間お伝えしている通り、取次各社がほぼ新刊委託配本拒否を通告してきた、『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)は、直接注文していただいた書店以外には並ばない、という事態が続いている。

9月14日、取次最大手・トーハンとの話し合いが行われた。鹿砦社の松岡社長、営業担当者、同書の取材・執筆全般の責任者、同書にインタビュー記事が掲載されている、『週刊金曜日』発行人・北村肇氏が話し合いに臨んだ。

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ファウルボール失明事件で思い出す、心優しき「偽コージ」

札幌ドームでプロ野球を観戦中、ファウルボールが右目に当たって失明した30代の女性が札幌ドームと札幌市、北海道日本ハムファイターズに対し、約4700万円の損害賠償を求めている訴訟で、被告の3者が請求の棄却を求めたというニュースが先日、いくつかの新聞社のホームページで配信された。そのうち、MSN産経ニュースが9月3日付けで配信した記事によれば、日本ハム球団は答弁書で、以下のように主張しているという。

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尖閣で中国に躍らされた石原慎太郎よ、知事を辞めて作家に戻れ

沖縄県・尖閣諸島の購入をめぐる東京都と政府の綱引きは「後発組」の政府による地権者からの直接購入で決着した。
「尖閣諸島は国が買い上げることになり、石原都知事の面子は丸つぶれになりました。今回の交渉で、政府は中国への外交上の配慮を優先し、購入価格の算定などの手続きも不透明なまま、避難港などの施設整備も行わない方針のようです」(民主党関係者)
野田佳彦首相のいう「離島の安定的な保全管理」の実現にはつながりそうにない。
石原都知事が2勤5休なのは有名だが、尖閣諸島には尋常ではないほど、力を入れていた。

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山口地裁で傍聴の際にはこの店!

取材で裁判所を訪ねるとよく思うのだが、裁判所の周辺には昼ごはんを食べたくなるような店が見当たらない場合が多い。というより、筆者のこれまでの経験では、全国どこの裁判所もその周辺に食事を提供する店自体が少ない気がするのだが、気のせいだろうか?

そんな中、裁判員裁判の取材のために先ごろ通った山口地裁では、その近くで珍しく良い店を見つけることができた。

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携帯電話に「出なくてはいけない」プレッシャー

携帯電話を初めて肉眼で見たのは、1986年に父親が肩からラジカセのようなマシンをぶら下げて、仕事で重そうに使っていた時だ。もの珍しそうに見ていると、父親から「通信料金が高いから少しだけにしろ」と言われて、ためしに友人にかけてみたが、途切れ途切れでまったく会話にならない。

携帯電話には今「出なくてはならない」という、暗黙のルールがあるような気がしてならない。とくに私のようなフリーの立場となると「電話に出ない」ということは、「クライアントがつぎに電話をかけて出る人に仕事が行く」ということだ。
あらゆるフリーランスは「携帯に出ない」という場合、仕事を失う可能性が広がると考えたほうがいい。

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『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』、アマゾン中古書で倍の値段に

取次各社がほぼ新刊委託配本拒否を通告してきた、『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)は、直接注文していただいた書店以外には並ばない、という事態になっている。
アマゾンでは購入できるが、アマゾンの中古書コーナーに出品されている本書は、定価の倍の値段が付けられている。中古書コーナーと言っても、発売されたばかりなのだから、新品なのだ。本書が売り切れた時に、それだけの値段で売れる、と踏んでのことだろう。
それだけ濃い内容が、本書には詰まっている。

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検察神話とはそもそも何か?

ここ数年、マスコミ上やインターネット上で「検察神話」とか「特捜神話」なるものが崩壊したという話をしている人をよく見かけるようになった。なんでも、「巨悪を退治する正義の味方」という検察全般、もしくは検察特捜部に対する従来のイメージは、実はマスコミが作り上げた虚像だったという。そして、その虚像が大阪地検特捜部のフロッピーディスク改竄事件や陸山会事件での虚偽捜査報告書作成問題をはじめとする相次ぐ検察不祥事により崩壊してしまったのだとか。

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超A級戦犯への直撃、『タブーなき原発事故調書』の一部内容が動画で流出!

連日お伝えしているように、『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)を、取次各社がほぼ新刊委託配本拒否を通告してきたという事実に対して、怒りが広がっている。

本書では、超A級戦犯26人が何をしてきたのかを記すとともに、彼らの居住地を地図入りで掲載した。福島第一原発の事故という業務上の過失で村は破壊され、多くの人々が避難を余儀なくされている。「津波で死んだ人は多いが、原発事故で死んだ人はいない」という者もいるが、双葉病院の入院患者は放射能の飛散からの避難の過程で、50人が命を落としている。

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山本太郎さんも怒り、『タブーなき原発事故調書』委託配本拒否の暴挙

『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)を、取次各社がほぼ新刊委託配本拒否を通告してきたという事実は、ネットを中心に波紋を広げている。

「今この状況を打破できるのは、市民が立ち上がる以外ないから、一人でも多く集まろうとする市民のうちの1人の、自分もなりたいという気持ちなんですよね」
本書でのインタビューで、そう熱く語っている俳優の山本太郎さんは、精力的に脱原発運動の現場に赴いている。

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『タブーなき原発事故調書』は、いまだ跳梁する原子力ムラと闘う武器だ

原子炉建屋の直下に活断層があることが、経済産業省原子力安全・保安院の調査でわかった、北陸電力の志賀原発。
8月下旬、社民党の福島瑞穂党首ら党関係者による志賀原発の視察要請をしていたところ、「原発の必要性に理解がない方への対応は難しい」との理由で北陸電力に拒否されていたことが、最近になって明らかになった。

脱原発を掲げる立場の人々に原発の安全性を信じさせる自信がない、と北陸電力は自ら敗北を認めたようなものだ。

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