8月にフィンランドに行ったのは、エアギター世界選手権のファイナルステージを見るためで、開催地のオウルでは、全く日本人には出会わなかった。日本人も出場していて応援団も来ていたかもしれないが、街では見なかった。
オウルから電車で5時間ほど。タンペレという街に行くと、けっこう日本人に出会う。
ムーミン谷博物館、スパイ博物館、レーニン博物館まであり、見所が多い。
ムーミン谷博物館は図書館に併設されている小さな博物館だが、トーベ・ヤンソンの原画などが展示されていて人気。日本人も多い。
受付では、どこから来たかを訊かれて、その国の言語で書かれた案内書をくれる。
「ありがとう」「グラッツィエ」「メルシー」「グラシアス」「カムサハンニダ」「謝謝」と、受付の男性は、その国の言葉で感謝しながら、手渡してくれる。
原発問題で、意外なほど語られていないのが、「避難の権利」についてだ。
「反リストラ産経労」との筆者の出会いは、2001年のことになる。
神奈川県逗子市であったストーカー殺人事件をめぐり、警察が昨年、被疑者を脅迫容疑で逮捕した際、逮捕状に記載された被害女性の「結婚後の苗字」や「住所の一部」を被疑者に対して読み上げていたことがマスコミで一斉に批判的に報じられている。被疑者がここで得た情報をもとに女性宅を探し出し、犯行に及んだ可能性が指摘されているわけである。
ソープランド業界に激震が走った。
今年は、新藤兼人、若松孝二が亡くなり、命を描ける監督が少なくなってしまった、と感じていた。