「TPPは全物品の関税撤廃を原則とし、サービスや投資の自由化も掲げている。これこそアメリカが仕掛けたトラップで、日本の農業は大打撃を受けるだろうな。もっとも経済界は輸出の拡大に期待するだろうがね」(経済アナリスト)
TPP参加により、要するに日本は海外から安い農作物を大量に買うというトレードが予測できる。野田首相は国内農業を「断固守り抜く」と明言し、規模の拡大を柱にした農業の強化策を打ち出している。それでも反対論が根強いのは、政策の内容が不十分と思われているためだ。
「まったく国民のコンセンサスを得ないままに、交渉参加を議論するとはあきれる。議論前のタイミングで経済界にも根回しをしていない」(民主党関係者)
神奈川県逗子市であったストーカー殺人事件をめぐり、警察が昨年、被疑者を脅迫容疑で逮捕した際、逮捕状に記載された被害女性の「結婚後の苗字」や「住所の一部」を被疑者に対して読み上げていたことがマスコミで一斉に批判的に報じられている。被疑者がここで得た情報をもとに女性宅を探し出し、犯行に及んだ可能性が指摘されているわけである。
ソープランド業界に激震が走った。
今年は、新藤兼人、若松孝二が亡くなり、命を描ける監督が少なくなってしまった、と感じていた。
2009年に死刑判決が確定した今も無実を訴え、再審請求をしている和歌山カレー事件の林眞須美さんのことを、あの「話題の事件」の影響で思い出す人が世の中にけっこういるようだ。「話題の事件」とは、マスコミで連日、派手に報じられている尼崎の連続不審死事件のことである。
「オスプレイにはいくつかの種類があります。事故を起こしているのは『海兵隊型』『特殊作戦型』であり、岩国、沖縄と日本に配備されている機体は、『輸送機型』です。沖縄の活動家は、基地そのものに反対しているので、オスプレイの配備はかっこうの基地反対理由となったのです」(軍事評論家・青山智樹)