堀田春樹
6日と12日はニュージャパンキックボクシング連盟、主要イベント二つの戦い。
9月末で閉鎖が決定している新宿フェイス。キックボクシングとしてのラストは20日にジャパンキックボクシング協会KICK Insist 28開催。
27日は東京ドーム主催の後楽園ジャンブル初興行。
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CHALLENGER 14 / 9月6日(日)後楽園ホール17:15~
主催:オフィス超合金 /
認定:ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)
NJKFの主要イベントの一つ、CHALLENGER興行開催。
NJKFは1996年8月の設立時の運営は外部から“ド素人”と揶揄されながらも、今年満30年の年月を経て大きい団体となったものである。関西にNJKF westも存在し、関東ではCHALLENGERシリーズと従来のナンバーシリーズとDUELや絆、女子だけのイベントGODDESSやミネルヴァタイトルの運営も広域に行なわれています。
地道に這い上がって来た中で、4月5日以来となる武田幸三率いるNJKF CHALLENGERシリーズと、6月から復活したナンバーシリーズ(NJKF 1st)から見えるもの。派閥争いではないが、運営方針の違いが感じられます。
試合順未定
◆メインイベント 第6代 NJKFスーパーウェルター級王座決定戦 5回戦
1位.岩本光太郎(誠至会)vs 2位.基康(=岡本基康/TAKEDA)
今年、主戦場をNJKFに移した基康再登場。王座を狙う。

◆64.0kg契約3回戦
NJKFスーパーライト級チャンピオン.佐々木勝海(エス)
vs
SB日本ライト級3位.基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
佐々木勝海は4月5日に王座獲得してからの初戦。

◆フェザー級3回戦
NJKFスーパーバンタム級暫定チャンピオン.中島凛太郎(京都野口)
vs
安河内秀哉(RIKIX)
中島凛太郎は6月14日に認定された暫定的チャンピオン。正規王座を目指し黒星を喫する訳にはいかない。安河内秀哉は6月20日にNKBライト級チャンピオンの山本太一を4ラウンドTKOに下した、チャンピオンを脅かす存在。
◆52.0kg契約3回戦
S-1世界フライ級チャンピオン.優心(京都野口)
vs
NJKFフライ級6位.愁斗(Bombo Freely)
安定した実力を持つ優心と着実に成長して来た愁斗。優心を脅かす展開に導けるか。
◆フライ級3回戦
S-1世界ミニマム級チャンピオン.庄司翔依斗(拳之会)
vs
竹田奏音(TAKEDA)
岡山で活躍するNJKF westでチャンスを得た庄司翔依斗。S-1はタイ国発祥の王座ながら世界的には知名度は小さく、まだ通過点として、もう一つ上へ大きな飛躍が期待される。
◆バンタム級3回戦
スック・ワンキントーン・スーパーフライ級チャンピオン.赤土剛琉(D-BLAZE)
vs
神田大翔(TOP GUN)
赤土剛琉は赤土公彦の御子息二名の次男です。今年2月に下部タイトルながら王座獲得したが、まだ日本の頂点とは言えない。もう一つ上のタイトルまで獲らないと父親に追い付いたとは言えないだろう。
他、3試合。

NJKF 2026.2nd / 9月12日(土)後楽園ホール(開場10:30 / 開始11:00)
主催:NJKF / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟、S-1
9月12日NJKF 2026.2nd昼興行で開催!
寝坊と遅刻厳禁の朝から忙しくなる土曜日。
◆第8試合 NJKFフライ級タイトルマッチ 5回戦
チャンピオンV2戦.西田光汰(西田)
vs
挑戦者1位.悠(=吉仲悠/VALLELY)16戦9勝(4KO)5敗2分
6月14日に谷津晴之(新興ムエタイ)との挑戦者決定戦を僅差判定ながら勝利した悠が西田光汰に挑戦する。西田は2024年9月15日に谷津晴之と引分け勝者扱いで第14代チャンピオンとなって、昨年9月28日に明夢(新興ムエタイ)に判定勝利し初防衛。今回が2度目の防衛戦となる。
2年前の2月でまだ9戦目で4勝4敗1分だった悠がジワジワ上昇して来た中で王座挑戦まで辿り着いた。当時、米田貴志会長が「悠はいずれNJKF王座奪取まで行くと思います。」と語っていたが、ここで戴冠となるか。

◆第7試合 NJKFバンタム級挑戦者決定戦3回戦
3位.中島隆徳(GET OVER)vs 4位.永井雷智(VALLELY)
6月14日に無効試合(当初は中島隆徳の反則勝ち)となった試合の再戦。
開始早々数秒という短い中で、組み合った際に後頭部にヒジ打ち打った永井雷智。一旦は続行出来ない中島隆徳の反則勝ちとなったが、その後の協議で無効試合と発表。だがそれが会場に居た観衆にどれだけ伝わっているだろうか。両陣営の言い分を協議した主催者側のホームページでの発表と一部のマスコミ報道だけでは無理があるだろう。

◆第6試合 スーパーウェルター級 5回戦
NJKFスーパーウェルター級10位,風成(エス)vs キム・ジンプ(韓国)
◆第5試合 S-1女子世界ミニマム級王座決定戦 5回戦(2分制)
ノーンレック・クルーダージム(タイ国ムエタイ協会女子ミニマム級Champ/タイ)
vs
佐藤”魔王”応紀 (女子聖域東北ライトフライ級Chanp/PCK連闘会)
◆第4試合 女子ミネルヴァ・バンタム級3回戦(2分制)
ミネルヴァ・スーパーバンタム級チャンピオン.珠璃(闘神塾)
vs
小澤聡子(第2代KPKB女子バンタム級Champ/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
他、女子2試合、アマチュア2試合予定。

KICK Insist.28 / 9月20日(日)新宿フェイス(開場17:00 / 開始17:30)
主催:(株)VICTORY SPIRITS、ビクトリージム /
認定:ジャパンキックボクシング協会
新宿フェイスは小さな会場ながら20年あまりの活動を行なって来た中で、歓楽街の歌舞伎町という立地条件から知名度がありました。この興行後の新宿フェイスは最終30日までプロレス関連が行われる模様です。
第6試合後、前・ジャパン・ウェルター級チャンピオンの政斗(=黒澤政斗/治政館)の引退セレモニーが行われます。
2024年3月24日に大地フォージャーから王座奪取した時は「これからどんどん盛り上げていこうと思っています!」と宣言していたが、やっぱり辞めるのか。
昨年9月の新宿フェイスでメインイベントを務め勝利後、引退宣言してから早くも1年が経過である。引退セレモニーはどれだけ応援関係者が集まるだろうか。そしてチャンピオンベルト返上の後、セミファイナルのウェルター級王座決定戦に移るのだろう。
◆第8試合 59.0kg契約3回戦
ジャパン・フェザー級チャンピオン.勇成(Formed)vs ペレー・サンライズジム(タイ)
勇成は一昨年11月17日皆川裕哉を倒して王座に就き、昨年5月25日、市原興行で初のメインイベント。今回このKICK Insositと9月いっぱいで閉鎖される新宿フェイスでのキックボクシング最終興行のトリを務める。

◆第7試合 ジャパン・ウェルター級王座決定戦 5回戦
1位.細見直生(KICK BOX)vs 3位.正哉(誠真)
細見直生は旧・目黒ジムを継承するKICK BOXジムに皆川裕哉以来のベルトを持ち帰りたい。正哉は誠真ジムとして大地フォージャー以来のベルトを持ち帰りたい。
◆第6試合 58.0kg契約3回戦
ジャパン・フェザー級1位.皆川裕哉(KICK BOX)vs 同級3位.海士(ビクトリー)
◆第5試合 ライト級3回戦
ジャパン・ライト級2位.菊地拓人(市原)vs 同級4位.林瑞紀(治政館)
他、4試合

KORAKUEN JAMBULL / 9月27日(日)後楽園ホール(開場15:00 / 開演16:00)
主催:(株)東京ドーム
4月から各団体での10戦以内、王座未満の新人枠で、出場者決定戦が行われて来た(株)東京ドーム主催のイベント。時代は新しい世代によって大きく変わった感じである。
この後楽園ジャンブルは選手達より主任の小林米仁氏に今後の運営の重圧が掛かります。小林氏は13年程前、田中小兵太(=田中信一)に判定勝利している結構実力ある選手である(田中小兵太はプロボクシングで日本バンタム級王座奪取、キックボクシングでMA日本バンタム級王座奪取)。この小林氏がジャンブルの舵取りとなれば、イベント盛り上げるだけで終わることにはならないよう願いたいものです。
◆60.0kg契約3回戦(ヒジ打ち、首相撲禁止)
髙岩拓(Big Bang/TRY HARD)8戦6勝(4KO)1敗1分
vs
佐々木未夢(シュートボクシング/GONG-GYM坂戸)3戦2勝(1KO)1敗
◆60.0kg契約3回戦(ヒジ打ち、首相撲禁止)
門脇碧泉(RISE/TARGET)8戦6勝(1KO)1敗1NC
vs
山本龍平(NJKF推薦枠/拳粋会宮越道場)6戦3勝(3KO)3敗
◆60.0kg契約3回戦
リョウヤ・ハリケーン(日本キックボクシング連盟/テツ)7戦5勝(2KO)2分
vs
神谷斗夢(スックワンキントーン/Team神谷ぶらざーず)6戦5勝1敗
◆60.0kg契約3回戦
富田エレデネ(KNOCK OUT/クロスポイント吉祥寺)5戦4勝(1KO)1敗
vs
天晴(ジャパンキックボクシング協会/治政館)4戦2勝2敗
◆60.0kg契約3回戦(ヒジ打ち、首相撲禁止)
工藤叶雅(NJKF/VALLELY) 4戦3勝1敗
vs
神谷晟丸(新日本キックボクシング協会/伊原)3戦1勝2敗
◆第1試合 60.0kg契約3回戦(ヒジ打ち、首相撲禁止)
利根川仁(日本キックボクシング連盟/TOKYO KICK WORKS)
vs
岩永勝亮(RISE/OISHI)
出場者決定戦では敗れたが、熱い印象を残した選手の特別試合。
▼堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」
