8月15日。終戦記念日の九段下交差点は、例年通り大荒れだった。
天皇制廃止論を掲げる新左翼団体の反天皇制運動連絡会(通称・反天連)が100~200人規模でデモ行進を行なった。在日本韓国YMCAを午後4時15分に出発して靖国神社から。主張は侵略戦争の象徴である靖国神社解体、昭和天皇の戦争責任追求といった反戦平和がテーマである。血まみれの昭和天皇の胸にナチスのハーケンクロイツが輝くプラカードが尊皇派を挑発する。
「靖国解体!戦争反対!安保いらない!基地はいらない!」
対して、在日特権を許さない市民の会(通称・在特会)やチャンネル桜をはじめとしたネット右翼(ネトウヨ)と呼ばれる500~1500人が抗議のカウンターデモを行なった。反日左翼が靖国神社に祀られた英霊と天皇陛下を冒涜することはけしからん、よりによって終戦記念日に破廉恥なモチーフを掲げて騒ぎ立てるとはもっての外だ、というのがおおまかな主張である。反日極左=朝鮮人という認識のもとで排外主義を叫ぶ。
元検事の市川寛さんのことは多くの方がご存知だろう。
毎週金曜日の官邸前デモは、衰えも見せずに続いている。原子力規制委員会委員長に、田中俊一が起用されていることにも、怒りが上がっている。田中は原発推進側であったのはもちろん、原子力委員会委員長代理であったのだから、福島第一原発の事故に直接責任のある立場だ。今まで通りのユルユルでナアナアの規制しかしない、と公言するに等しい、ふざけきった人事だ。
「事実は小説より奇なり」というのは、たしかにその通りなのだろう。生きていると、「小説でもこんなことはないだろう」と感じるような不思議な出来事にしばしば遭遇するものだ。
オリンピックの話題で盛り上がるということがほとんどない、私の近辺であるが、開幕式のフィナーレで、ポール・マッカートニーが『ヘイ・ジュード』を歌ったことは、ちょっとした話題になった。
小沢一郎(70)率いる新党「国民の生活が第一」が入居した東京・永田町のオフィスビルの所有者が、ソープランド業界最大手「角海老グループ」の創始者、鈴木正雄氏(80)だったことが話題になっている。