元CIA職員のエドワード・スノーデン氏の、ロシアのシェレメチェボ空港のトランジット(乗り継ぎ)ゾーンでの滞在は、3週間に及ぼうとしている。
スノーデン氏は、アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口(PRISM計画)を告発したことで、米司法当局により逮捕命令が出されている。
香港で告発を行ったスノーデン氏は、ロシアに飛んだ。ロシアは、彼の亡命、入国は認めなかったが、アメリカが求める身柄引き渡しに対して、トランジットゾーンはロシアの司法権の及ばない区域であるとして、この問題には関知しないという態度を取っている。
国際的な大問題であるとともに、トニー・スコット監督の映画『エネミー・オブ・アメリカ』の描いた問題を背景にしながら、起こっていることはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『ターミナル』そのものという、きわめて興味深い出来事であるにもかかわらず、大手メディアはほとんどこの事件を、スルーしている。
広島県福山市の景勝地・鞆の浦の美術館「鞆の津ミュージアム」が開催している絵画展「極限芸術~死刑囚の表現~」が話題を呼んでいる。死刑囚約30人が獄中で描いた300点以上の絵画を展示し、4月20日にスタートして以来、約2カ月で来館者が4000人を突破。異色の絵画展ながら家族連れやカップル、女性同士の来館も多く、芸人のカンニング竹山さんや俳優の井浦新さん、同・大西信満さん、アレフ広報部長の荒木浩さんら各界の著名人も次々に訪ねてきて、連日活況を呈している。
6月27日、株式会社フジ・メディア・ホールディングスの株主総会が、台場駅近くのホテル日航東京で行われた。