吸う場所はないが、いくらでも売っている、日本のタバコ事情の苦悩

4月末からタバコをやめている。二度にわたって禁煙外来に言ったが、3ヶ月ほどでリバウンドして2回とも喫煙者に戻った。今度こそは、別な病気での入院をきっかけにやめられそうである。喫煙者にとっては、ひじょうに肩身の狭い世の中になった。なにしろ喫煙したくても場所がないのだ。
時折、街のタバコ屋に灰皿が置いてあり、喫煙者たちはここぞとばかりに集まり、タバコの煙をくゆらせている。道ゆく人は煙たげに見ている。そもそも、タバコによる税収は約2兆円だという。喫煙による医療費がかかりすぎるから政府は禁煙外来などというものを作り、ファイザー製薬の禁煙薬「チャンピックス」を国民的な禁煙薬として流布させることに成功した。しかし「チャンピックス」は、運転中に眠くなるなどの弊害やうつ病を引き起こすとして危険薬だという指摘もある。

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山本太郎を国会へ!

7月4日公示され、21日に投票が行われる第23回参議院選挙では、ネット選挙が解禁された。
「ネットで投票できるようになるのか」と、誤解した有権者も多い。
それはそうだろう。飛行機のチケット、あるいはとてもマイナーな音楽会社のCDでも、ネットで申し込んでコンビニで決済できる。そのくらい世の中は便利になっているのだ。「解禁!」と騒ぐくらいなのだから、ネットで投票できるようにしてもらいたいものだ。
結局、選挙期間中でも候補者について語ることができるようになった、という当たり前のことが可能になっただけだ。
そこで、候補者について語りたい。

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企業情報誌は、ネットのビジネスニュースに取って代わられるのか?

編集・発行人だった石原俊介氏(本名・石原俊)の死去により、情報誌『現代産業情報』は4月15日付の712号が最終号となった。最終号に掲載されたニュースによれば、4月14日に石原氏は享年71歳で死去した。死因は肝臓がん。腹水が溜まり、昨年末から入退院を繰り返し、容体が急変してのことだという。
このところ、企業情報誌が立て続けに休刊、もしくはネットに移行している。「企業は、かつては総会屋対策やクレーム対策で、総務部があったが、今はその部署すらもなくなっている。もはや企業情報誌は使命を終えたような気がする」(企業情報雑誌スタッフ)

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本田圭佑のACミラン移籍 マスコミが騒ぐ裏事情

世界のサッカー移籍市場が活発化している。
「今年の話題は何と言っても、ACミランがトップ下の選手として本田を狙うかどうか。現在、ACミランでは、放出する選手が確定していなく、新しい選手獲得の資金が準備できていないのです」(スポーツ・ジャーナリスト)
そんな状況下、 ビッグクラブ入りを目指す日本代表のエースMF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)が、イタリア・セリエAの名門ACミランが移籍先の候補であることを認めた。

「現在、所属するCSKAモスクワ側との契約が満了となり、フリーになる来年1月の移籍期間ではなく、あくまでも移籍金が発生する今夏の移籍に向けて代理人が動いています。移籍金は、13億円とも15億円と言われていますが、来年1月には移籍金がかからなくなるので、冬の移籍のほうが可能性は高い」(事情通)
ACミランと、日本が目指すサッカーの形は近い。いわゆるサイドから基点を作るサッカーにも対応でき、組織的なディフェンスを行う。長友が所属するインテル・ミラノとの対決も話題となるだろう。

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社長が夜逃げ! あるIT企業社員の手記 (31)

翌日は最後の大掃除と決めた日で、昼に一応会社に顔を出し、その後尚坂と弁護士の対応を考えようと言っていた。

家を出る直前に郵便配達員が内容証明便をもってくる。裏を見ると弁護士事務所の名前が書いてある。内容証明は受け取る時にサインをしなければならない。サインをすれば受け取った記録が残り、弁護士事務所も把握できる。そうしたら、勝手に了承済として話を進めてくるかもしれない。
「これは受け取れません。返送してください」
配達員はアッサリと了解でーすと言って帰っていった。

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元CIA職員スノーデン氏の内部告発を、大手メディアが無視する理由

元CIA職員のエドワード・スノーデン氏の、ロシアのシェレメチェボ空港のトランジット(乗り継ぎ)ゾーンでの滞在は、3週間に及ぼうとしている。
スノーデン氏は、アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口(PRISM計画)を告発したことで、米司法当局により逮捕命令が出されている。
香港で告発を行ったスノーデン氏は、ロシアに飛んだ。ロシアは、彼の亡命、入国は認めなかったが、アメリカが求める身柄引き渡しに対して、トランジットゾーンはロシアの司法権の及ばない区域であるとして、この問題には関知しないという態度を取っている。

国際的な大問題であるとともに、トニー・スコット監督の映画『エネミー・オブ・アメリカ』の描いた問題を背景にしながら、起こっていることはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『ターミナル』そのものという、きわめて興味深い出来事であるにもかかわらず、大手メディアはほとんどこの事件を、スルーしている。

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電子書籍による個人出版はどうなんだ!? 企業と揉めたライター奮戦記 6

『ご都合の良い日時を2~3頂けると助かります』との榛野氏から頂いたメールの文面通り空いている日程を送る。それにプラスして、私からも榛野氏に『何枚ほどで電子書籍化は可能なのでしょうか?』という質問を投げかけた。返事としては『400字詰めで30枚程度あれば、100円から300円で販売しても良いかなと思っています。芳川さんの作品はそんな感じです』と軽い感じのメールが送られてきた。芳川氏も過去に豊穣出版から一冊kindleにて発売して、100位以内を収めベストセラーに入っていたとのことである。今思えば、当時はKDPで販売している人数が少なかったのでありえない話ではない。現在では大手出版社も多くの書籍をkindleにて出版しているので難しい話だとは思うが。

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NHK『あまちゃん』ドラマ内ユニット「GMT47」CDデビューの皮算用

NHKの朝の連続ドラマ『あまちゃん』で「地方のアイドルを集めて」結成するユニット「GMT47」が「暦の上ではディセンバー」なる曲を完成させた。
作詞の工藤官九郎、主役の能年、一気にドラマに乗じて人気をブレイクさせたい『GMT』メンバーたち、乗りたいレコード会社など関係者たちの皮算用が見え隠れする。サントラが売り上げ5位になるドラマ人気にあやかって、ドラマ派生ユニットがデビューとなるのだろうか。

「鳴り物入りでスタートした大河ドラマ『八重の桜』の視聴率が大コケした今、NHKが頼りにするのは『あまちゃん』しかない。このほど、TBSでも『あまちゃん』に便乗したロケ番組があったが、しばらくは『あまちゃん』の話題でNHKはいくしかないだろうね」(テレビ局関係者)

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続 裁判所に抗議する老人に実刑判決 その背景にある呆れた事実

この老人は、騒ぎ立てれば自分の思うように判決が変わると信じていた。そう信じる根拠とは、光市の本村氏が実現したじゃないか、ということだった。そして「本村氏を見習う」と権力に迎合する発言をはじめ、裁判所前の演説では日本の核武装まで主張した。
そして、裁判所前でいつものように不満と怒りの声をあげているとき、冤罪事件の被告人が、自分の無実と公正な裁判を訴えに来たら、それを妨害したのだ。よく、裁判所前では、裁判の当時者が情宣活動をする。これを保釈中の被告が一生懸命にやっていると、老人はハンドスピーカーで「あきらめろ」とか「バーカ」などと罵声を浴びせた。そのとき老人はニタニタとした嘲笑の表情であった。

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林眞須美さんが獄中で激白! 話題の絵「国家と殺人」に込めた思い

広島県福山市の景勝地・鞆の浦の美術館「鞆の津ミュージアム」が開催している絵画展「極限芸術~死刑囚の表現~」が話題を呼んでいる。死刑囚約30人が獄中で描いた300点以上の絵画を展示し、4月20日にスタートして以来、約2カ月で来館者が4000人を突破。異色の絵画展ながら家族連れやカップル、女性同士の来館も多く、芸人のカンニング竹山さんや俳優の井浦新さん、同・大西信満さん、アレフ広報部長の荒木浩さんら各界の著名人も次々に訪ねてきて、連日活況を呈している。

そんな評判の絵画展の中でも、ひときわ注目を集めているのが、ここに掲載した「国家と殺人」という作品だ。作者は、一貫して無実を訴えながら2009年に死刑確定し、現在は再審請求している和歌山カレー事件の林眞須美さん(51歳、大阪拘置所で拘禁中)。ほとんど赤と黒だけで描かれた独特の抽象画だが、マスコミが同展の話題を報じる時はいつもこの作品がトップで紹介されてきた。見る者に何かを強く訴えかける力があり、一度見たら忘れがたい印象を残す作品だ。

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