尾﨑美代子
10月11日開催の映画「マミー上映会とトークショー」に集まって下さった皆様、ありがとうございました。お礼が遅くなりました。今朝へとへとでしたが、昼バイトに行き、戻って特急ひかり並みに急がなくてはならない作業をひとつこなし、この時間となりました。遅くなって申し訳ありません。

ここ数日、どうなるか?と胃がきりきりでした。人数のことですね。前日、そして当日の3時間前まで「予約いけますか?」の電話があり、それへの対応。というのも、予約の方に加え、いつものように当日来られる方もおりますので、会場に入れるかどうかと心配でした。前日一応確認したら80人はいけるなとなっていたので、当日はまず椅子を並べてみるところから始まり、どうにか80席作りました。最終的にその後10席位足し、関係者数人は外でたむろうという感じで、90人は見てくださいましたかね。
予約の確認作業におわれ、当日になっても2部の二村監督と眞須美さん長男のトークショーの準備ができないままでしたので、上映中外で準備してました。
トークショーですが、映画館での舞台挨拶と違って、二村監督、長男もおもいっきりいろいろ話してくださいました。

「なぜカレー事件の映画を撮ろうと思ったか?」「(最初はこの事件が冤罪と確信できなかった二村さん)どのような取材からこの事件は冤罪ではないかと思えましたか」等々。次に事件について。長男には事件当日のことなど語っていただきました。
また再審については「青空の会」の坂口さんに説明して頂きました。
そして6月に亡くなった健治さんについて。ここはしおらしく悲しむところですが、なぜか笑いがいっぱいでした。それだけ健治さんがみんなに愛されていた証拠です。でも長男の一人きりの葬儀で、葬儀会社の方に「参列者は何人位ですか」と聞かれ、「僕一人です」と言った時の辛さ。棺を火葬炉に入れ火をつけるボタンを押すまでに11分かかったことなど……ひとりぽっちになった長男を支援者みんなで見守りたい思いを強く致しました。
そして最後、長男の最近の活動(松本麗華さん、広島保険金事件で死刑囚となった父親をもつ大山寛人さんと3人でトークショーなどを行っている)話、二村監督からは10月末より公開が始まる新作「京都ALS嘱託殺人事件」のお話をお聞きしました。いつもと違って長男は、サングラスもマスクもせずにお話しました。その間は写真など取らず、最後にサングラス、マスクを着けて写真を撮る予定でいましたが、私がうっかり忘れてしまいました。昨日一番の失敗、そして後悔です。なので、トークショーの写真はありません。かわりにいろんな方が撮って下さった上映中の写真があります。結果、飛びこみで当日来られた方が20名、一方予約者で来れなくなった方が10名ほどなので、全員来られていましたら、やっぱり会場には入りきれなかったようです。
映画上映の際にはいつもお聞きします。「今日この映画を始めてみる方?」。ナント半分くらいの方が初めてでした。予約を頂いた方の7、8割は、このような冤罪関連の企画は初めての方でした。それも若い方が多かった。「ネイルもきちんとしています、ええ、髪のセットもね」というような女性、「たまにDJやってます」みたいな兄さん、リーゼントをびしっと決めてきたビリーさん……。
みなさん、映画を見ての感想を送ってくださいな。私のメールに送ってくれたら、二村監督と長男にも送ります。どう感じたか、何を考えたか、そしてこの事件は冤罪と思えたかどうか。お知らせくださいね。
終了後の親睦会では、「なぜこんなに集まってくだたのかね?」と話してまいた。冤罪だけではなく、袴田事件、福井事件、そして昨日会場にきてくれた西山美香さん、青木恵子さんの事件のように、警察、検察が嘘をついたり、暴力的、威圧的な態度で嘘の自白を強いることがどんどん明らかになっている昨今、カレー事件も冤罪ではないかと考えて頂き、様々な支援に関わっていただくことをお願いいたします。
まだ少しヘトヘトなので、うまくまとめられませんが、とにかく皆さま、ありがとうございました。
昨日は埼玉、東京、神奈川、名古屋、山梨、徳島、岡山、九州から参加される方がおりました。今度は東京でやりたいねと二村監督と話しております。最新作の公開がおちついた頃になりますが、その際はぜひ関東の皆さま、ご協力をお願い致しますね。
▼尾﨑美代子(おざき みよこ)
新潟県出身。大学時代に日雇い労働者の町・山谷に支援で関わる。80年代末より大阪に移り住み、釜ケ崎に関わる。フリースペースを兼ねた居酒屋「集い処はな」を経営。3・11後仲間と福島県飯舘村の支援や被ばく労働問題を考える講演会などを「西成青い空カンパ」として主催。自身は福島に通い、福島の実態を訴え続けている。
◎著者X(はなままさん)https://x.com/hanamama58
