中核派に電話してみた、山本太郎応援のことで

8月2日、臨時国会が召集され、先月の参議院選挙で当選した新人議員も登院した。
どの報道でも、注目の新人として、山本太郎議員の姿が写っている。

当選後、山本太郎は、すぐさま活躍を開始した。
選挙日翌日、読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」に生中継で出演。
山本太郎が、日本が原発をやめられない理由として、「日米原子力協定」の存在について語り始めると、司会の宮根誠司の顔色がみるみる硬化し「原発をやめて江戸時代に戻るのか…」と無知をさらけ出す発言を口にする。
現在、日本で稼働している原発は、大飯原発の2基のみ、十分に電力は足りていることを山本が語ると、コメンテーター達もそれを認めた。
そして山本が、残り時間が「1分」だと確認して、テレビとスポンサーの関係、被曝リスクの問題がテレビで語られないことを喋り始めると、1分経たないうちにCMに切り替わってしまったのだ。
テレビとスポンサーの関係を、はしなくも証明する形となった。

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社長が夜逃げ! あるIT企業社員の手記 (34)

しばらく職探しをしていたが、中々見つからずにいた。

そこへ、仕事で縁あった会社から連絡があり
「行くところがないならうちへ来い」
と誘われて、働くことになった。社員ではない、外部委託というかたちで。

恩義を感じて必死に働いてはいるが、所詮は外部委託。保険も何もない固定給の仕事。残業代も休出手当ても何もない、不安定な立場だ。しかし贅沢は言える状況じゃない。一度レールから脱線してしまうと、待遇の良い仕事にありつくのは困難だ。だから今、こんなにも派遣やフリーターが多い。

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一般人の25倍も高い、教師の性犯罪

教師たちが、性欲を我慢できずに突っ走る事件が立て続けに報道されている。香川では、中学校の教師が授業中にAVを上映。誤ってアダルトDVDの映像を教室で流したのは、香川県まんのう町立満濃中の男性教諭(56)。停職1か月の懲戒処分となり、7月22日付で依願退職した。香川県教委などによると、教諭は5月29日、休み時間中の教室で、英語教材として映画『サウンド・オブ・ミュージック』のDVDを再生するため私物のプレーヤーをテレビに接続。入れっ放しだったアダルトDVDが1、2秒間流れ、生徒8人が見た。

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電子書籍による個人出版はどうなんだ!? 企業と揉めたライター奮戦記 9

後日、メールが来た。前回、渡した作品が〇、△、×、で分けられていた。〇は販売可、△は販売しばらく見合わせ、×は販売不可という意味らしい。それ以外に講評などは一切なかった。講評と言えるようなものと言えば、タイトル変えた方がいいです。というものぐらいだ。IT企業での電子書籍を発売するというのはこういうことなのだろうか? 作品が随分と軽んじられたように感じる。
ただ、契約書を交わす前に他の企業から出版の話などがあった際は、豊穣出版社以外で販売するのは問題ないと榛野氏は話していたのでいい加減過ぎたり、信頼できない人間であれば、契約前に話を無かったことにすることはいつでもできる。
評価が〇、△、×も驚いたがそれ以上に驚いたことが一つある。エンディングに主人公が亡くなって終わりの作品が一つあった。その作品の評価は〇なのだが、是非、主人公を生き返らせ続編をというのだ。その話はメールであったので、やんわりと流した。

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「原発音頭」を贈りたい、今の民主党には

昨年の秋に、電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)の本部を訪れた時、窓や入り口に貼られていたのは、海江田万里のポスターだった(写真)。この時まだ、民主党は下野しておらず、海江田は代表ではなかった。
この時から、海江田は電力総連にとって、希望の星だったのだ。電力総連は、北海道から沖縄までの、十の電力会社の労組と、日本原子力発電関連企業労働組合総連合、電源開発関連労働組合総連合をくわえた十二の組合で構成されている。
電力総連は原発推進の立場で、福島第一原発事故もその立場を変えていない。

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スマホ時代に襲う、文字化けの恐怖

ライターが、取材して文章だけ書けばいい、という時代は終わった。
インタビュー相手と交渉し、カメラマンに連絡し、インタビューの場所を確保するという、以前なら編集者がしていた仕事もしなければならない。
だがこれはまだ、恵まれた仕事だ。写真も自分で撮らなければならないことも多いのだから。
しかも、インタビューそのものが、会いたかった人に会える、やりがいのあるものだ。

意外と苦労するのが、インタビューの場所探しだ。
山手線沿いのエリアなら、ホテルや喫茶店の会議室、貸会議室に特化した場所もあり、困りはしない。

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松岡社長とカラオケ

鹿砦社では、記念日や忘年会の季節になると宴を催すのが恒例となっており、その盛り上がりは同社のゆかりの人たちと読者の多くに知られているが、そのあと二次会での活況は、出席した人たち意外にはほとんど知られていない。
そこで、この二次会について少し説明したい。
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東京地裁の「虚偽記者席」訴訟が結審、判決は10月1日

以前当欄でも紹介した東京地裁の「虚偽記者席」問題をめぐる国家賠償請求訴訟(http://www.rokusaisha.com/blog.php?p=2202)の第3回口頭弁論が7月16日、同地裁であった。審理はこの日で終わり、10月1日に判決が言い渡される。

この訴訟の原告は、フリージャーナリストの今井亮一さん。訴状などによると、今井さんは2011年5月から2012年9月にかけて、東京高裁の警備員の頭を殴るなどしたとして公務執行妨害などの罪で起訴された男性被告人の計13回の公判を取材した。この間、東京地裁はいつも5席の傍聴席に「報道記者席」とプリントされた白いカバーをかけ、司法記者クラブに所属しない今井さんら一般の傍聴希望者を頑なに座らせないようにしたという。

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社長が夜逃げ! あるIT企業社員の手記 (33)

弁護士は約束通りの日付で解雇通知を送ってきた。9月いっぱいの就労が認められた。しかし、問題は続く。就労が認められても結局社長には支払い能力などない。8月と9月の給料は未払いのままとなった。足繁く労働基準監督署に通い相談したが、担当者は
「社長が夜逃げして出てこないのでは、会社が倒産したかどうかの確認が出来ない」
と言うばかり。

弁護士が破産の手続きをしている、といっても、弁護士が情報や書類を集めて実際に手続きに入るには3ヶ月はかかるだろうという話だ。それまではどうしようもない。また、その間に労基署でも実態調査をするので、それまでに手続きが開始されなくても、11月には事実上倒産が認められるらしい。

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興ざめしたプロ野球オールスターでの「余興」

実にふざけた展開だ。
7月20日のプロ野球・オールスターゲームで、全セの阪神・藤浪が全パの4番、日本ハム・中田に対して投じた山なりの超スローボールが、なんと示し合わせた余興だったという。1球目だけならいざ知らず、2球目は背中を通り、怒った中田がバットを捨てて…という筋書きだった。ルーキーの藤浪ひとりでできる芸当でもなく、1球目は中田と全セの阪神・西岡という大阪桐蔭の先輩たちと考えたという。2球目は「1球だけではつまらない」と考えた全セの捕手・谷繁(中日)のサインであることがはっきりした。
藤浪に詰め寄る中田を谷繁が止めに行くなど、実に計算されていた余興だ。

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