私、深笛義也が昨年、鹿砦社より上梓した『女性死刑囚』に対して、和歌山毒物カレー事件で殺人罪などに問われた、林眞須美さんが訴えてきた。
『女性死刑囚』には、執筆の段階で13人いた戦後の女性死刑囚について書いている(昨年、大牟田4人殺害事件の被告の死刑が確定し、現在は戦後の女性死刑囚は14人となっている)。
そのうちの1人が、林眞須美さん。虚偽の内容を本にされ肉体的、精神的苦痛を受けたとして、著者の私に1千万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こしている。
私、深笛義也が昨年、鹿砦社より上梓した『女性死刑囚』に対して、和歌山毒物カレー事件で殺人罪などに問われた、林眞須美さんが訴えてきた。
『女性死刑囚』には、執筆の段階で13人いた戦後の女性死刑囚について書いている(昨年、大牟田4人殺害事件の被告の死刑が確定し、現在は戦後の女性死刑囚は14人となっている)。
そのうちの1人が、林眞須美さん。虚偽の内容を本にされ肉体的、精神的苦痛を受けたとして、著者の私に1千万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こしている。
すでに9月21日の、このブログでもお伝えしたように、関西の人気ラジオ番組『たね蒔きジャーナル』(MBS)が、先週9月28日(金)で終了した。
これに対して、同番組に再三登場され、反原発の立場から的確なコメントをされた小出裕章氏、また湯浅誠氏、山本太郎氏ら多くの著名人、視聴者らが異を唱え、それは全国区的な拡がりを持っていった。
最終日の28日には、わざわざ北海道から駆け付けた湯浅誠氏ら約150人の方々が参集し、番組終了を惜しんだ。
8月18日のブログで、ミャンマー難民を夫に持つ、ジャーナリストの深山沙衣子さんと長女が、ミャンマー大使館からミャンマーへの渡航ビザの発行を拒否された、という話を書いた。夫がミャンマー大使館に支払うべき税金を納めていない、という理不尽な理由で、税金は累積して243万円になっているという。
その後、ビザは下りた。以前に深山さんが取材したことのある、中川正春防災大臣に陳情したのだ。そこから、ミャンマー議連の田中慶秋議員と外務省につながり、外務省が在日本ミャンマー大使に、「日本人にきちんとビザを出して欲しい」と要請したのだ。外務省の職員も同席して、ミャンマー大使との面談も実現した。ミャンマー難民である夫が支払う税金と、深山さんと長女へのビザ発給は、「別物として考えたい」と、大使館職員は言った。
元妻を殺害したとして起訴され、「疑惑の男」として全米の注目を集めたドリュー・ピーターソンというイリノイ州の元警察官が今月初め、州の裁判所の陪審団に有罪の評決を下されたというニュースが日本でもテレビなどで報じられて話題になった。報道によると、ピーターソン本人がテレビに出て無実を訴えるなどしたことから、事件は劇場化。亡くなった元妻が生前、ピーターソンにナイフを突きつけられたことなどを訴えていたと知人らが証言した「伝聞証拠」だけで有罪の評決が下されたことも議論を呼んでいるとか。
私にも大量に出会いサイトの迷惑メールが「頼んでもいない」のに大量に送られてくる。
これについて知人の司法書士は憤る。
「頼んでもいないのに、DMが郵送されてきたら拒否する権利があるだろう。送られてきたところに連絡すればすぐに止まるはずだ。でも、出会いサイトの広告メールはいちいち受信拒否していたら、キリがないよなあ」
裁判の傍聴を趣味にしている山口在住の知人から先日、山口刑務所に勾留されている某男性被告人と面会して来たという連絡があった。彼は裁判の傍聴を重ねるうちに事件に色々疑問を持ち、一面識もなかったその男性被告人と面会し、直接話を聞いてきたのだとか。記者やジャーナリストでなくても、自分の目と耳で事実を確かめようとする行動力のある人は世の中にけっこういるものだが、彼もまた、そういうタイプの人なのだ。
こういう人からは何かと教わることが多いが、この時も1つ教わったことがあった。
最近、2人の原子力研究者であり反原発運動の先達についての、2つの新聞記事が目にとまった。
1つは9月18日付けの東京新聞、故・水戸巌さんに関するもの、水戸夫人へのインタビュー記事だ。
水戸さんは晩年、2人の息子さんと共に北アルプス登山中に遭難し亡くなられている。
奥さんは最近、水戸さんと息子さんの遺志に適うように毎週金曜日の首相官邸前の抗議行動に参加されているという。
水戸さんは、反原発運動と共に、政治犯の救援や受刑者処遇改善運動などを行う「救援連絡センター」の設立に関わり(1969年)、初代事務局長を務められた。鹿砦社も、その会報『救援』に毎号広告を出し、それ相当の部数を買い取り、知人・友人らに送る形で応援している。