50歳になった時に、1カ月かけて沖縄を旅した。与那国、石垣、西表、竹富、鳩間、黒島、波照間、本島、久高島、伊江島を訪れた。
50歳が若者のような旅をする、というのがコンセプトの本の出版を考えていた。ゲストハウスや民宿に泊り、農園での農作業まで手伝った。
しかし、50歳になった時に、大変な年齢になってしまった、と思ったのだが、少し経ってみると、50歳というのは普通の年齢であることが分かる。
企画は、お蔵入りになった。
この時に、沖縄に関する、あらゆる本、映画を見た。
最も沖縄を捉えていると感じたのが、深作欣二監督『博徒外人部隊』。任侠映画である。
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8月にフィンランドに行ったのは、エアギター世界選手権のファイナルステージを見るためだった。
ゆったりとしたバイオリンの調べに、チェロとビオラが重なる。ドラムがリズムを刻み始めると、ピアノ、エレキベース、エレキギターがサウンドを重ねていく。
「三里塚? 負けた闘いだろ」
オスプレイの配備に揺れる沖縄。
被害女性の手の爪からゴビンダ氏とは別の第三者のDNAが検出され、このDNAの型が被害女性の体内に残っていた体液のものと一致したという。これにより、再審でも有罪を主張する方針だった東京高検がついに方針を変え、無罪判決を求めることを検討し始めたそうだ。
沖縄に行って驚くのは、あれほどあふれていた中国人観光客が激減していることだ。
遺した預金で創設された基金によって毎年開催される死刑囚の作品展に寄せられたものという。今回の絵展は、アビエルトのオーナー・中山幸雄さんがその作品展の主催者らと親交があった縁で実現したとか。